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2025年4月2日(水)   恩田川 春(4) 
 先週は三日も夏日が続きいよいよ春到来と薄着になったが、三寒四温ならぬ一週寒一週温とでも言ったらよいのか、一転して冬の寒さに逆戻りしてダウンコートを着込んで一週間ぶりに恩田川を散歩する。先週の水曜日頃に開花した桜はあのまま暑い天気が続いていれば、今頃は満開を迎えて、下手をすると花吹雪が舞っていてもおかしくないが、未だ6分咲き程度でつぼみが目につく。しかし、良い方に考えると、週末は天気も気温も回復に向かうと予報されているので、今日のような寒空ではなく青空を背景にして満開の桜を堪能できそうである。
 
吹上橋から見る桜並木は6分咲き 今にも雨が降りだしそうな曇天も相まって いまひとつ活気が感じられない

花見客は冬物のコートを着用して笑みも少なく歩いている
 
川面に伸びた枝は7分咲きで満開であるが 枝元ではつぼみが多く5~6分咲き
 
今年伸びた細枝の桜はほぼすべてが花を咲かせているが なにせ花がまばらで心もとない
  
 恩田川では普段から多くの野鳥を目にすることができるが、コサギもエサ取りの合間を縫って桜の枝に羽を休めて花見を楽しんでいる。恩田川を訪れるバードウッチャーが最大の楽しみのひとつとしているカワセミ2羽が、川岸に溜まった土から生えた枝に仲良く止まっている。毎年花見に来ると見かけるので、春は求愛の季節のようでオスメスは下のくちばしの色で見分けられるという。カメラのレンズをズームアップすると、枝の左に止まっている左のカワセミの下のくちばしは赤、右は黒と見えるので、左がメスで右がオスのようである。どちらがプロポーズをするのかはわからないが、無事につがいとなって可愛い子供を授かるように祈りたい。 
 
桜の枝で羽を休めるコサギ ピントをコサギに合わせたかったが技術不足で桜が中心になってしまった
 
求愛中のカワセミ2羽? 定かではないが左がメス 右がオス


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